2015年11/14~11/27 佐世保上映決定!

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ひとつの大切な命を救えなかったことで自衛隊員が流す痛恨の涙。
ひとつの大切な命を救えたことで自衛隊員が流す喜びの涙。
自分が救った命との別れ、そして再会。
ひとまわりも、ふたまわりも大きくなった命の姿に自衛隊員が流す感動の涙。
海上自衛隊が撮影した貴重な映像と共に、
「救った人と救われた人」から「ひとりの人間と人間」へと移りゆくドラマを捉えた
感動のドキュメンタリー



東日本大震災での自衛隊の活動は、多くの日本国民に強い印象を与えました。
2012年の内閣府の調査でも、自衛隊に対して91.7%から「良い印象を持っている」との回答が寄せられ、
特に東日本大震災の災害派遣活動には、実に97.7%の国民が高い評価を与えています。
実際に自衛隊の活動を目の当たりにした被災地の方々はもちろんのこと、
災害支援活動をメディアなどで知った日本中の人々が、自衛隊の献身的な行動に心を打たれました。

「あの地震でメディアは何を伝えたのか」というテーマでテレビ各局、新聞各社は特集を組み、
「深掘り」された「ストックのニュース」として伝えはしましたが、「自衛隊の災害支援活動」のほとんどは
「大量生産」された「フローのニュース」の中でしか扱われませんでした。

この度、海上自衛隊の全面協力を得て、彼らが撮影した映像による深掘りされた
「あの地震での自衛隊の活動」をお届けすることができるようになりました。
ほとんどの被災者は「失う」という大きなものを背負いましたが、自衛隊の活動の中で
「得る」という小さな希望も掴んだのです。
そしてその先に見えるものは「自衛隊員も涙を流すひとりの人間である」というもの。
自衛隊の賛美映画を作りたいのではない、被災者という「人間」と自衛隊員という
「人間」とのありのままの感動を知ってもらいたい。
それこそが、この映画の意図するものです。

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震災発生から2年が経った2013年3月11日14時46分。宮城県塩竈市の隣、七ヶ浜の砂浜。
海に向かって黙祷を捧げる若い兄弟がいた。中学を卒業したばかりの内海晴香さん(15歳)と、その兄である。
被災当初、苦しい避難生活のさ中、輸送艦「おおすみ」艦内仮設入浴施設を訪れ、
横須賀音楽隊所属の村上渚3曹に出会った晴香さん。話が弾み、久しぶりに心の底から笑うことができたのだ。
晴香さんと村上は、震災後も交流を続けていた。晴香さんにとって村上は尊敬すべき憧れの人であり、
同時に、年は離れているが最も信頼できる親友でもあった。「また会おうね」と二人は約束していたが、
仕事に追われる村上と受験を控えた晴香さんが実際に再会するチャンスはなかった。
しかし、2013年5月末から約半年間、洋上での任務に就く村上にとっては、
その前に晴香さんに会っておきたかった。また同時に、震災から2年経った被災地が今どれだけ復興に向けて
頑張っているのか。当時、艦内で自分が接した被災者の方々の元気な姿を見られれば、とずっと願っていた。
こうして村上は4月のある週末、プライベートで被災地を訪れる。

海上自衛隊横須賀基地、第41掃海隊水中処分員長、谷口設夫2等海曹(45歳)は、
2年前の春を振り返ると今でもやるせない思いに襲われる。
水中処分員(EOD)である谷口の本来の任務は、水中の機雷や不発弾の処理である。
つまり、危険物を処理して人を救うことができる仕事であるはずだった。
ところが、被災地の沿岸で谷口を待っていた任務は、遺体の捜索であった。
谷口は、数多くの遺体を収容した。
海中で遺体を発見するたびに、心の中で黙祷を捧げ、艦に引き揚げた。
生存者の救助とは異なり、喜べない仕事。それを支えたのは、どんな使命感だったのだろうか?
ひとりの人間として、壮絶な胸中を打ち明ける。

千葉県館山市に置かれた第21航空隊の越前恵一3等海曹は、孤立した集落から多くの被災者を
病院や避難所へヘリで運んだ。「ヘリは乗れる人数が限られています。
乗せる人の優先順位をつけざるを得なかった…」。
家族の遺体も一緒に運んでほしいという被災者の願いを叶えられず、心が痛んだ。

福島県南相馬市に住んでいた新川広光さんは、屋根の上に乗ったまま引き波で海に流され、
二日間も海上で漂流を続けた。そんな新川さんを沖合15㎞で奇跡的に救出したのが、
佐世保基地に所属する第6護衛隊護衛艦の瀧石信幸1等海曹らのチームである。
まさにヒーローともいえる活躍。それでも瀧石は、「被災者に申し訳ない」という思いを抱えて
震災後を生きていた。

初めて明かされる自衛隊員たちの自責の念。
本作の撮影のため、2年後の被災地を訪れた横須賀音楽隊所属の村上渚3曹が、
まず最初に口にしたのも「ごめんなさい」ということばだった。

2011年3月11日から半年間にわたる災害派遣活動。
いくつもの悲しみと、同時にかけがいのない出会いも経験した海上自衛隊の隊員たちの思いに迫る。



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村上 渚
(横須賀音楽隊 3等海曹)

海上自衛隊横須賀音楽隊所属。
自分の無力さに悔しさを覚え、
何か役に立ちたいという想いが
被災地への支援活動に駆り立てられた。

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谷口 設夫
(第41掃海隊掃海艇「つのしま」 2等海曹)

海上自衛隊横須賀基地、第41掃海隊所属。
水中の機雷や不発弾の処理を行う
水中処分員(EOD)として活躍。
被災時は遺体の捜索となり、精神的に
厳しい任務に立ち向かうことになる。

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内海 晴香

3.11震災以前、宮城県塩釜市浦戸諸島内の
桂島に住んでいた女子中学生(当時)。
被災者となり避難生活の最中、
一人の女性自衛官との出会いが、
これまで抱いていた自衛隊のイメージを変え、
彼女の夢までも変えることになる。

監督
大島 孝夫

1968年生まれ。東京都豊島区出身。
ミリタリー、モータースポーツ、グラビアアイドルなどの演出を得意分野としている。
特にミリタリー分野ではRIMPAC環太平洋合同演習、 日米合同演習「雷神2014」等、
国内外で精力的に活躍している。
主な作品「3.11東日本大震災の真実〜未曾有の災害に立ち向かった自衛官
「戦い」の現場〜」イーネット・フロンティア、「国防男子」「国防女子」
「空から救った命の記録 航空自衛隊災害派遣活動のすべて」竹書房、
「初心者にもわかる陸・海・空自衛隊ーその時に備えてー」
「自衛隊最新兵器&軍事演習これがアジア最強の部隊だ!!」メディアックス、
「ジュイシップス海上自衛隊の力THE MOVIE」
「ジェイグランド島嶼防衛パーフェクトガイド 陸上自衛隊の戦闘力」イカロス出版等。

監督
鹿島 潤

1963年生まれ。東京都出身。雑誌編集者を経て、フリーに。
海上自衛官写真集『国防男子』『国防女子』(集英社)など、
書籍の編集を多数手がけるほか、週刊誌等の執筆、コピーライター、
マンガ原作、作詞家としても活動。

ナレーション
榎木孝明

1956年生まれ。鹿児島県出身。劇団四季に入団、「オンディーヌ」(81)で初主演。
退団後、連続テレビ小説「ロマンス」(84:NHK)主演でドラマ・デビュー。
映画出演作に『雪の断章』(85)、『天と地と』(90)、『天河伝説殺人事件』(91)、
『風の絨毯』(03)、『HAZAN』(04)、『アダン』(05)、『半次郎』(10)、
『源氏物語 千年の謎』(11)など。「浅見光彦シリーズ」(95~:CX)などのドラマや、
舞台でも活躍。俳優業の傍ら、アジアを中心に旅のスケッチを描き続ける。

主題歌
それぞれの想い / KENZO

1967年生まれ。福岡県田川市出身。
1994年8月10日福山憲三名義でドラマ「青春の影」主題歌『愛をくれよ』でデビュー。
4年後、マネージャーの独立と同時に活動拠点を九州へ。様々なジャンルで事業を展開。
絆をテーマにしたエンターテイメント活動に取り組みながら、
地域活性化に貢献する活動も行っている。
アーティスト名をKENZOと改名し、再始動。

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東京

ヒューマントラストシネマ渋谷
上映は終了致しました。
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル7・8F
電話番号:03-5468-5551

キネカ大森
キネカ大森
上映は終了致しました。
所在地:〒140-0013 東京都品川区南大井6-27-25西友大森店5階
電話番号:03-3762-6000

大阪

シアターセブン
上映は終了致しました。
所在地:〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5F
電話番号:06-4862-7733

神奈川

横須賀HUMAXシネマズ
上映は終了致しました。
所在地:神奈川県横須賀市本町2-1-12 ショッパーズプラザ横須賀4F
電話番号:046-820-0200(24時間番組案内・お客様お問い合せ)
上映日:6/27日~

長野

上田映劇
上映は終了致しました。
所在地:〒386-0012 長野県上田市中央2丁目12−30
電話番号:0268-22-0269

広島

呉ポポロシアター
上映は終了致しました。
所在地:〒737-0046 広島県呉市中通3丁目5−3
電話番号:0823-21-5903

青森

青森コロナシネマワールド
上映は終了致しました。

所在地:青森市三好1-15-8
電話番号:017-783-5081(シネマ直通)
電話番号:017-783-5080(シネマ上映時間案内)

京都

舞鶴八千代館
上映は終了致しました。

所在地:〒625-0036 舞鶴市浜229
電話番号:0773-62-3583

長崎

佐世保シネマボックス太陽
2015年11/14~11/27

所在地:〒857-0879 長崎県佐世保市島地町1−17
電話番号:0956-24-5151